内祝いを送る時は品物に熨斗紙をつけるのが決まりですが、でもこれが結構ややこしいんです。というのも何の内祝いなのかによって使われる水引が変わってきます。まず熨斗紙の水引には紅白と黒白それに黄白がありますが、内祝いにそえるのは紅白のものです。これはだいだい想像がつきますよね。ただ紅白の水引には蝶結びと結び切りという2種類がありますね。そしてもし結婚祝いの内祝いなら結び切りを出産祝いなら蝶結びを選ぶのがマナーです。ややこしいなと思うかもしれませんが何回もありそうなお祝いには蝶結びを、そうでない場合は結び切りを使うというルールになっています。些細なことに思えるかもしれませんがこれもマナーの一つなのできちんとしておきたいですね。
内祝いを注文する時に見た目や雰囲気で直感的に商品を決めることもあるかもしれませんが、実は内祝いとしてあまり縁起が良くないものもあるんです。お祝いごとに対するお礼に当たるものなので、できればよくないものは避けて縁起のいいものを送りたいものですよね。慶事にはあまり送らない方がいいとされているものに緑茶があります。緑茶はどこの家庭でも日常的に飲まれるもので、詰め合わせなどは見た目も華やかなため無難な内祝いとして選んでしまいがちですがお祝い事には避けた方がいいと言われています。飲み物系ギフトなら紅茶やコーヒーにするようにしましょう。また食器などの割れ物も縁起が良くないとされていますよ。また縁起いい悪いに関係なく賞味期限がすぐに切れる生ものや足に履くものを送るのは失礼に当たるので気を付けてください。